テーブルとフィールドを設計する
テーブルは、データを保存する入れ物です。テーブルごとに フィールド(列)を定義し、そこに 行(データ)を保存します。
テーブルを作成する
Section titled “テーブルを作成する”- グローバルメニューの「データベース」を開きます。
- 「作成」を押し、テーブル名(必要ならテーブルコード)とフィールドを入力して作成します。
- フィールドはあとから「基本情報」タブで追加・削除できます。
テーブルの詳細画面には次のタブがあります。
| タブ | 内容 |
|---|---|
| データ | 保存されている行の一覧・検索・編集 → 画面からデータを操作する |
| 基本情報 | テーブル名・テーブルコード・フィールドの定義 |
| REST API ドキュメント | このテーブル専用の REST API リファレンス → データベースの REST API |
テーブルコード
Section titled “テーブルコード”テーブルコード は、REST API の URL とスクリプトの import でテーブルID(UUID)の代わりに使える、組織内で一意な識別子です。省略できますが、指定しておくと次のように呼び出せます。
/api/tables/customers/rows ← テーブルコードを指定/api/tables/019e830e-.../rows ← テーブルIDを指定import * as customers from "synqlet:database/customers"; // テーブルコードimport * as customers from "synqlet:database/019e830e-..."; // テーブルID- 使える文字は 半角英数字と
_のみ(1〜63文字) - 組織内で重複はできません
- UUID と区別するため
-は使えません - コードで参照しておくと、フローを別の組織へコピーしても、コピー先の同じコードのテーブルに解決されます。→ スクリプトを書く
フィールドを定義する
Section titled “フィールドを定義する”フィールドには コード(データ上のキー名)、メモ、型、必須 を指定します。
コードには次の制約があります。
- ピリオド
.は使えません _(アンダースコア)で始めることはできません
フィールドの型
Section titled “フィールドの型”| 型 | 説明 | スクリプト / API での値 |
|---|---|---|
| テキスト | 文字列。正規表現パターン・1行制限を指定できます | string |
| 数値 | 数値 | number |
| 真偽値 | true / false | boolean |
| メールアドレス | メールアドレス形式の文字列。正規表現パターンを指定できます | string |
| URL | URL形式の文字列。正規表現パターンを指定できます | URL(API では文字列) |
| 電話番号 | 電話番号形式の文字列。正規表現パターンを指定できます | string |
| 日時 | タイムゾーン付きの日時 | Temporal.Instant(API では ISO 8601 文字列) |
| 日付 | 日付(時刻なし) | Temporal.PlainDate(API では 2026-07-30) |
| 時刻 | 時刻(日付なし) | Temporal.PlainTime(API では 12:34:56) |
| 年月 | 年月 | Temporal.PlainYearMonth(API では 2026-07) |
| ファイル | 添付ファイル → ファイル型フィールドを扱う | FileOutput / FileInput |
| レコード | 入れ子の項目(子フィールドを持つ) | オブジェクト |
| リスト | 同じ型の値の配列 | 配列 |
正規表現パターンなどの型ごとの設定は、リストの 要素の型 やレコードの 子フィールド にも同じように指定できます(例: 「テキストのリスト」の要素に [A-Z]{2}\d{6} を指定する)。
リストの 要素の型 は必ず選んでください。選ばずに保存しようとするとエラーになります。
必須 にしたフィールドは、行を作成するときに値の指定が必要になり、あとから値を空(null)にすることもできなくなります。
フィルター・並び替えの対象
Section titled “フィルター・並び替えの対象”保存する型によって、データの検索で使える条件が変わります。
| 型 | フィルター | 並び替え |
|---|---|---|
| テキスト / メールアドレス / URL / 電話番号 | できる | できる |
| 数値 / 真偽値 / 日時 / 日付 / 時刻 / 年月 | できる | できる |
| ファイル | できる(ファイル名・MIMEタイプ・サイズ・ID)。ただし画面のフィルターUIでは対象外 | できない |
| レコード / リスト | できない | できない |
フィールドを変更・削除する
Section titled “フィールドを変更・削除する”「基本情報」タブでテーブル名・テーブルコード・フィールドを変更できます(「管理者」または「フロー・ファンクション・環境変数・テーブル・認証情報の作成」を許可されたメンバーのみ)。データを壊さないよう、次の制約があります。
| 操作 | 挙動 |
|---|---|
| フィールドを追加する | 既存の行に入れる初期値 の入力欄が表示されます。必須フィールドを追加する場合は初期値の指定が必須です |
| ファイル / レコード / リスト型のフィールドを追加する | 初期値を指定できない型のため、行が1件以上あるテーブルには 必須では追加できません(必須を外して追加し、値を入れてから必須に変更してください) |
| フィールドのコード・型を変更する | 既存フィールドに対してはできません(新しいフィールドを追加してください) |
| フィールドを必須に変更する | 値が入っていない行があると失敗します。先に値を埋めてください |
| フィールドを削除する | 確認ダイアログが表示され、更新すると すべての行からそのフィールドの値が削除 されます(取り消せません) |
スクリプトからの型は自動で追従する
Section titled “スクリプトからの型は自動で追従する”フィールドを変更すると、synqlet:database/{テーブルのID} をインポートしているスクリプトの型(RowValues / RowFilter など)も自動的に更新されます。エディタ上で存在しないフィールドを参照すると型エラーになるため、フィールド名の変更漏れに気づけます。